次男が感じた「ホントにすき」

ジジババ久しぶりに次男を連れて実家に行った。どこでもすぐに寝る次男はジジのベッドを借りて寝始める。

翌日「お母さん、ジジってさ、ババのことホントにすきだったんだね」と、唐突に言う。

ワケをたずねると「ジジのベッドに横になったとき、目線の先にババの写真が飾ってあったんだよ」と。なるほど。

この世にいようがいまいが、すき。心はいつもそばに…いるか。

父のさみしさを改めて知る。

先に逝く人、残された人。夫婦お互いをずっと大切に思う気持ち、思い続ける力…か。

「ジジってさ、ホントにババのこと好きだったんだね」

そのことば、優しいそのあなたの横顔とともに何度も脳内でリフレインされる。

ひゃっほうしつつ胸がチクチク。フウフゲンカツヅキノ母でありました。

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子どもの勉強、親の勉強。

憲法前文中三の息子が定期テスト対策に憲法の前文を暗唱。聞きながら、言葉の意味をあらためてたどる。果たして自分はどうだろうか。

気づけば薄まった、国民一人一人の力。 そんなことをぼんやりと考える。

われらとわれらの子孫のために…」 「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し…とあるけれど、ギャップを感じる今日この頃。このご時世。

自分も含め、多くの国民が政治的無関心で居続けたツケは、重いかもしれない。 無党派層。都合のいいいいわけでしかなかったか。

「われらの子孫」って、子どもたち、子どもの子どもたち…子どもの子どもの子どもたち…なのに。

子どもの勉強をきっかけに、親も考えさせられる大人の勉強の時間。

子どもの勉強。大人の勉強。どうか、ひゃっほうな未来になりますように。できることをしていきたいと思います。

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葉っぱ、いっぱい

葉っぱ公園にて。2才くらいのおんなの子が、ふたり。裸足で遊んでる。

お互いのすることを真似ては、顔を見合わせてアイコンタクト。一拍おいて、声をあげて笑ってる。

ひとりが「はっぱいっぱい」と両手を広げてカラダゴト反り返ると、もうひとりが空に向かっ「アッパー」と声をあげ返す。

つられて、ベンチから見上げる私の空も…葉っぱいっぱい。

ちょっとだけちびっこのなかまいりさせてもらった。

うれしいな、ありがとう。

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オムツCM 炎上で思うこと

オムツCM炎上後れ馳せながら、炎上で話題のおむつCMをみた。

たったひとりで、苦しそう、つらそうな顔をしているママのアップばかりが印象に残る。

それでもオチは「その時間がいつか宝物になる」と…。よく言うわ、何言ってんだかってかんじ。

子育てが、「いつか宝物になる時間」っていうのは、こんなことじゃないと思う。

3人がちびっ子のころは、風呂にもトイレにも一人でゆっくり入れず、子どもを泣き止ませるのも寝かせることができるのも、食事を与えることができるのも、私だけだった。旦那はいつも仕事でいなかった。たしかにそうだ。そんな母親は多いと思う。

3人めを産んでまもなくのことだ。子どもの世話に追われて、行きたいトイレに行けず、間に合わず、畳の上で漏らしたことがある。あまりにショックで泣いた。子どもと一緒に号泣した。

産後の尿漏れは、よくあることだ。今ならそう思えるが、あのときの悔しさ、情けなさ、悲しさは忘れられない。

六本、手があったらどんなにいいだろうと心底思った。

子ども子ども子ども…の毎日。自分、自分、自分のことしか考えて生きてこなかったような未熟な大人が、子どもを産んで突然親になったんだ。はじめからうまくいくわけはない。それなのに、いい母親であらねばと自らに呪縛をかけたような頑なさがあった。フリーでしていた仕事も失いたくなかった。子どもと一緒に21時に寝て、3時に起きた。締め切りがあれば1時起きだった。ここまでこじれると、もう修行以外の何物でもない。

それでも何とかやってきたのは奇跡に近いのかもしれない。乳吸う赤子、背中におぶったあたたかさ。小さな息子らはわたしを必要とした。私はたまらなく息子らがいとおしかった。それだけが私の支えだった。私も息子らに育てられた。

何がなんだかわからず駆け抜けた数年間。あの頃のめちゃくちゃかわいい息子らにはもう一度会いたいが、あの頃の自分に戻りたいかと言われたら、正直NOだ。

あのオムツのCMは、いまの母親や子育ての問題に蓋をして、きれいに何かをすり替えてる。

高みの見物してるやつらに何がわかる。

あのCMみて、「子どもを産みたくない」って、感じる人少なくないと思う。そしたらオムツ買う人、減るんじゃないか。じゃあ、誰に向けたコマーシャルなんだ???

まったくもって、ひゃっほうとは思えない

珍しく怒りのブログになりました。どうもすみません…。

 

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定期テスト

評価と評定、内申点@公立中

三男が晴れて中学生になった。

兄弟みんな別々の中学に進んだ我が家。三男は、中学受験をせず公立中という選択。

入学から1ヶ月がすぎ、ようやく様子がなんとなくわかってくる。当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったり。

入学式で、いきなり高校受験の話がでたのにはびっくりした。大変なんだろなーと、ぼんやり考えていたことが、想像をはるかに越えていたり。

いわゆる内申点。4月から1ヶ月の間に行われた学校(学年)説明会、保護者会、教科説明会、部活説明会、すべての機会で、いかに内申点が重要かという話があった。中学生活のすべてがここに絡んで来るぞといった勢いだ。

教科説明会では、9科目すべての評価項目と評定の方法やら基準やらのプリントの束が配られる…。

「絶対評価ではありますが、公平を期すために、これらの項目をそれぞれ何%達しているかで、決めています」

ズラリと並ぶ評価項目。それらは、定期テストや普段の学習で評価をするという力がこれでもかと思うほどに細分化されていた。

定期試験の点数だけでなく、提出物、授業態度、発表の様子や小テスト、ワークの内容などどれかが欠けてもマイナス評価の対象となるよ、という繰り返しの念押し。

一方で、部活では部長をすると内申点があがるとか、生徒会役員は内申目的で取り合いとか、内申を上げるためにボランティアに励み、推薦に有利だからと検定試験を計画的に受けようとか…。そんな保護者間の噂話。

大変だなぁ…。評価や評定が軸…の学校生活なんだろうか。

感じる違和感。学びの楽しさや失敗は成功のもとみたいなおおらかさはないんだろうか。

でも、それでも。

新しい友達に、はじめての部活。緊張しつつも三男は新しい中学生活に慣れつつあるみたい。

子どもはこうして、順応していくんだろうか。三男の頑張る姿に励まされ、心で小さくひゃっほうだぜ。

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あなたの責任と言われて~乳幼児のやけど~

ハイハイしたての次男をヤケドさせたことがある。あの日も、今日みたいに寒い日だった。古い木造の家は、とくに寒い。

その日は冷え込んでいたにもかかわらず、運悪く灯油を買い損ねていた。さてどうしようかと考えながら、夕飯の支度をしていると、外から灯油売りの巡回車のメロディが聞こえてきた。

「あ、灯油屋さんだ!  灯油、買わなくちゃ!」
そう大声を出した私は、慌てて玄関先にむかった。

大声をだしたのもまずかったし、ベビー用の柵もきちんと締めていなかったのも、もっとまずかった。ほんの一瞬だったのに…。

次男は、柵を抜けて私をハイハイで追いかけてきたのだ。柵の外には、灯油ストーブがあった。次男の大きな泣き声がして、私が振り返ると、顏を真っ赤にして泣き叫ぶ次男がいた。

小さな手がストーブにピタッとくっついている。慌てて抱き上げると、次男の手は真っ赤に腫れていた。慌てて冷やす。冷やす、冷やす。どうしよう…。酷い火傷だ。

病院は、とうに終わっていたから、時間外で診てくれるところを必死になって探した。ようやくみつかった同じ区内の病院は、電車なら50分はかかる。車も免許もない私は、長男をつれて、急いでタクシーに飛び乗った。

病院で手当てが終わったのは夜の9時すぎ。次男の手は、包帯でグルグル巻になっていた。こんな小さな赤ちゃんの手が、包帯で巻かれているなんて…。母親の責任以外何でもないよね。

次男に申し訳なくて、悲しくて、情けなくて…

帰りのタクシーの中でも「ごめんね…」ばかり繰り返した。長男は、そんな私に「お母さん、もうお薬つけてもらったから大丈夫だよ。きっとすぐ治るよ」と励ましてくれる。

赤ちゃんにヤケドさせるわ、上の子にまで心配かけるわ、その上、子どもに励まされてるわ…。サイテーだなぁって…心底、落ち込んだ。

それから数週間、電車で次男の病院通い。そんなある日のこと、隣り合わせた初老の奥さんが、次男の手を見て「どうしたの?」と声をかけてきた。

苦々しい気持ちで、説明する私。ふんふんと、私の話を聞きながら、その奥さんは、「可哀想にねえ、いたかったでしょ…お母さんの責任よねぇ。あなたは何にも悪くないもんねぇ」と、私の顔を見ずに言った。
言葉などわからない次男をあやしながら。

「あなたの責任よね」「そうなんです…、私の責任なんです。可哀想なことをしました」と、精一杯答える私。そう言われて悔しかった。けど、しょうがない。だって、事実だからさ…。

見ず知らずの人から言われたその一言。悪気はなかったんだと思う。でも、あの日の私には、きつい言葉だった。

さ、今夜も可愛い息子たちの顔を見てから寝よう。そして、次男の手を、ドサクサまぎれに寝ている間にスリスリしちゃおうか…。あのヤケドの痕も、ほとんど目立たなくなった大きな手をさ。

ふふふ。まずいかな、まあいいや。母はこっそりひゃっほうだぜ!
プリント

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