久しぶりに、学生の頃毎日のように通った喫茶店へ。あの頃と変わらずに迎えてくれたカップ。変わらないモカの味。変わらないカウンターの片隅の席。
1時間以上遅れて開店したお店には、私1人。思い出をひとりじめできて嬉しいような、ちょっとさみしいような。帰り際、お久し振りですと店主が静かな笑顔で声をかけてくれる。
三省堂に寄り、次男にプレゼントする本を選ぶ。欲しがっていた『リライフ』の1巻と2巻。童門冬二の『全一冊 小説 吉田松陰』、下村湖人『次郎物語』。
喜ぶかな、どうかな。楽しく読めますように…どうかひゃっほうでありますうに。