買い物に行き、レジのところで「あ! ない! すみません。出直します」と言った回数なら、負けない自信がある。
どんな自信じゃ! アホ(-。-;…そう、私は財布を忘れる常習犯のためサザエさん*と呼ばれている。
*【♪買い物しようと町まででかけたが〜♪というわけで「サザエさん」は我が家の隠語で、財布忘れを指す】
何故かきまって家族が一緒のときのほうが確率が高い。いあわせた家族にも恥をかかせてしまう。先週末、遊びで使うグローブがボロくなったから
息子たちに買ってあげたいと、珍しくダンナが近所の店で目星をつけてきた。
その話をすると、子どもたちは大喜び。さっそく買いに行こうと話になり、三男を連れていざ店へ。で、私はそこでもサザエさんになった。
いつもは「またぁ?」と笑って許してくれる三男も、このときばかりは笑ってくれない。冷たい目を私に向ける。
「ホントに、お母さん、反省してるの? 何度やったら気が済むの?」冷たくビシっと言われてしまった。トホホ(-。-;…結局、グローブは取り置いてもらって、また私が1人で出直すことにした。
「お母さん、これからもサザエさん、続けるつもりなの?」厳しい三男の尋問が続く。私は懸命に「いや、もう、絶対忘れないよー」と弁明するしかない。「それって、有言不実行になりそうだよね。お母さんが絶対忘れない、なんてありえないし」と、三男。きゃーキビシーT_T、ツッコミ。
「そういうときは『絶対忘れないように気をつける。気をつけるために、玄関に財布を忘れないという張り紙をする』とかにしなよ。校長先生が朝礼で言ってたよ。どうすれば、有言実行できるか、具体的に考えたほうがいいってさ」と続く。
ヘェ〜校長先生、ありがたい話してくれるねえ。お母さんも勉強になるわ。「お母さんも、小学校からやり直す?」はい、できることならやり直したいです。でも、やり直すことはできないので、とりあえず貼り紙します。そう言ってその場をしのいだ。
で、あれから二日。まだ玄関に貼り紙をしていない。今日こそ、帰ったら貼り紙せねばならぬな(^_^)
ビバ、校長先生&三男! 今度こそ母はサザエさんから脱却するぜ(`_´)ゞひゃっほう♪