喜びを見つける力

尊敬する大先輩からいただいた本を読んだ。詩人の高田敏子さんによる『暮らしの中の詩』という、詩と随筆からなる一冊だ。

冒頭には歩きはじめたばかりの坊やは 歩くことで しあわせという書き出しから始まる詩「しあわせ」。そして、その解説として「生きていることは何かをしていることで、いましているそのことに気づき、味わうことが、生をよろこびにしてくれます」「事実は、つまらないことが多いのですが、それだからこそよろこびを見つける努力が必要」 (緑の字は、すべて高田敏子『暮らしの中の詩』より引用)と、書き記されている。

大きな幸せや大きな不幸にばかり、とびつきがちな世の中。本当はどうかなんてわからぬくせに、私はそれを羨んだり、顔をゆがめたりしていないか…。自分の思い通りにならないからと悔しがってばかりいないか…。

何気ない毎日のなかから生まれた言葉たち。時を経ても新しく心に響いてきます。

私の気持ちのザワザワの発生源は、このあたりのような気がしてきた。日々の暮らしの中で、よろこびを見つける努力かぁ…難しいなぁ。

無性にしみじみしてしまう読後のひととき。このところ柄にもなく感傷にひたってばかりの丙午の母ちゃんが1人。まあ、それもひゃっほうでしょうか? な、わけないか…。どうかお許しください。

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