7月と12月は毎年のように個人面談月間。先日、2人の小学生の個人面談が終わった。
苦い経験と反省をもとに、個人面談で心がけているポイントがある。(ちなみに裏を返せば、大なり小なり、以下のポイントを無視して数々のヘマをしてきたという話デス)
感謝の姿勢は貫く。クラス全体を見るのが先生の仕事で、自分の子どもだけを見ているわけじやないという前提を忘れない。先生の目線での息子のようすをできるだけ具体的に聞き出すよう努める。
おしかりや注意は、事実として受け止める。その場で親がいろいろ言い訳しない。
家庭でのエピソードは、良いものと悪いものの両方を伝える。親バカエピソードは口にしない。間違っても、子どもやママ友の話を真に受けて、対決姿勢や批判モードのアクセルをかけたりしない…
先生も人間だ。協力的な姿勢と基本的な感謝の気持ちを表せば、気持ちよく話しをしてくれる。でも、相手が敵だと感じればガードがとたんに固くなってしまう。
長男が小学3年生のとき、学級崩壊を経験した。それが私の大きなトラウマになっている。
担任はベテラン初老の男性教諭。が、まったく授業は成立せず、子どもたちが立ち歩き、教室からいなくなり、毎時間誰かが教室で泣き、物が壊され、無くなった。先生も子どもも怒鳴り合っていた。我が子も引きこもった。給食の食缶のふたで子どもたちの頭を次々なぐり、授業中居眠りをし、休み時間中に教室でタバコを吸い、放課後の教室で相撲観戦をしていた担任。
とんでもない先生だったことは間違いない。そのとき、いてもたってもいられずに(保護者の多くは私も含めて)先生に対して全面対決の姿勢で臨んだ。
でも、その対決姿勢が、結果的には火に油を注ぐことになる。
先生は途中から学校に来なくなり、いなくなった。先生不在の教室で、学びの機会を失い、基本的な学習習慣を身につけることなく、「悪い子」の烙印を押されて子どもたちも傷ついた。あのとき、真っ向から対決姿勢を見せなければ、最悪の状況は免れたかもしれないと今になって思う。
振り返れば、すべての問題点が凝縮されていたあの先生との面談。何にも気づけていなかった自分。う〜ん…あの頃のことを思い出したら、なんだかどんどん気分が重くなってきてしまった。ダメダメだ。まったくもって「ひゃっぽう♪」な話ではない。
気分を悪くされたかたがいたらごめんなさい。
このところ楽しい話がかけていないので反省。次は「ひゃっほう♪」な話で行こうかな( ̄∇ ̄*)ゞ