我が家の次男三男は書道男子だ。たぶん、いい先生に巡り会えたことが大きいのだろう。小学校入学とともにはじめた習い事だが、途中で折れることなく、ずっと楽しく通っている。
楽しいことはいいことで、一生懸命になれる。その姿勢を先生も適度に認めてくれる。また、それで子どもたちもやる気になる。そんな+の相乗効果もあって、二人ともずいぶんと上達。毎年1月の書き初めの展覧会には学年の代表に選ばれることが続いた。
が、今年、次男の作品は選ばれなかった。思いも寄らない結果だったのだろう。私が仕事から帰宅すると、コートを着たまま、真っ赤な目で口をへの字にまげる次男がいた。一方、あまり上手に書けなかったと落ち込んでいた三男は選出された。
次男は5年生、お題は『強い信念』。いかにも次男好みだ。例年に増して気合いが入っていた。そして、入念な準備をしてのぞんだ学校での書き初め。次男なりに満足がいく作品が書けたらしい。クラスのみんなにもほめられていたのにもかかわらずだ。
そんなこともあるさと慰めるのはたやすい。次回はがんばれと突き放すのも心が痛む…。さて、どんなさじ加減でどう次男の気持ちに寄りそうか。
難しい。。。とりあえず今日のところは次男の話を聞く。そしてどさくさまぎれにHugしてみる。寝る前に頭をなでてみる…。
明日は小学校の学校公開だ。クラス廊下に張り出されている次男の作品をいつ観にいこう。それが悩ましい…。底冷えする寒さに、ワタシの心も冷たくこわばっている夜。
ふぅ。。。まずはどうか、明日も次男が笑顔で学校に行けますように。
次男がんばれよ。母は応援しているぞ。