通知表のことについて、つらつらと。小学生の息子も高校生の息子も夏休みに入った。
夏休み前の儀式といえば、終業式と通知表…のはずなんだけど、我が家の小学生の息子2人には、通知表も終業式もない。
理由は、住んでいる自治体が数年前から「2学期制」を導入したから。10月半ばの週末に終業式があり、翌月曜日から2学期が始まる。うっかりすると、親は学期末であることも、通知表が配布されることも忘れてしまう。通知表の存在感は「学校からのお手紙」くらいに薄い。だからいつも「もったいないなぁ」と思ってしまう。
2学期制になる以前、3度の通知表があったころは、長期休暇に入るにあたって、遊ぶにしても宿題をやるのも家庭学習や自由研究に取り組むにしても、「通知表」がなんらかの「やる気」のきっかけになっていた…。
が、今はそれもない。だから、その分、各家庭で何かしら演出が必要になる。そうでなければ、なんの目標もないだらっとした夏休みになってしまう危険があるのだ。
2学期制導入にあたっては、「評価の回数が少ない分、じっくり授業にとりくめる」とか、とってつけたような説明が行政からあった。だけど、長期休暇前の節目に「ここはがんばったね、つぎはここをがんばろう」と言う機会が失われることは、それを大きく上回るデメリットだと思うのよ。さてどうなんだろか。
そんなこと親子でできるのも、小学校のうちだけなんだよね。
高校生の息子は3学期制。当然、期末テスト結果とともに通知表も終業式に配布されているはずなんだけど、現時点ではまだ親に見せられていない(苦笑)。学費出してるんだから、見せるのは子どもの義務のはず。でも、その通知表を見たからといって、親がその通知表にとやかく言っても、本人のモチベーションが上がることはなさそうだ。下がることは大いにありそうだけど。
高校生になってしまえば、もう親子で通知表の中味について話をするような年頃でもない。自分で奮起せねば、奮起なんか絶対できないよねぇ、きっと。
そんなこんなで夏休み。次男にとっては、小学校最後の夏休み! 長男にとっては、高校生初の夏休み(遊ぶ計画満載)! 三男にしてみればとにかく楽しみな夏休み。そして、母にしてみれば、長い長~い1ヶ月強が始まる。さて、どうなることやら。
息子たちはワクワク、母としてはゼエゼエのサマーロングバケーション!! とにもかくにも、子どもたちは「ひゃっほう♪」のようであります。