息子からの心ない言葉に打ちひしがれている私。それを横目に、「どうせ、いいお母さんだとか思われたいんでしょ」グサリと遠慮なく言う母。結構、図星かもしれない。それの何が悪いのよ。心の中で、ムッとしながら、黙って聞く私。
「何言われたって、堂々としてなさいよ。そんなんで、いちいち傷ついててどうすんのよ。よく思われたいなんて思うのがそもそも小さいわよ。何言われたって、『そう? それでも私はあなたが好きよ』って、しれっと言えばいいのよ。どうせ、好きで好きでたまらないんでしょ」
まぁ、よくもそうズケズケと言えるものだ。
「それから、あなたねえ、人の目を気にしすぎ。周りの人に腹をたてすぎ。何様のつもりよ」
またまたグサグサと連続射撃。まったく、自分のことを棚にあげてよく言うわ…。じゃあ、自分はどうだったのよと言いたいが、そこはぐっと言葉を飲み込む。
自分ができなかったことだからこそ、言ってるのかもしれない。過ぎ去ってみないとわからないことなど五万とある。自分は失敗したから、お前は失敗するな…か。そう考えるとありがたい。
耳障りな話だが、本気の苦言を呈してくれる人は、この世の中にあと何人いるだろう。
そんなこんなで今日も一日がすぎていく。そして、きょうも撃沈だ。我慢できずにちゃんちゃんばらばら、ちゃんばらら。相も変わらず、今日も明日も頭の中は、グルグルドカンとひゃっほうだぜ( ̄(工) ̄)…☆