三男、私の肩たたき。気持ちいい。手を止めて首すじのホクロをぷにぷにしてる。
お母さんのホクロかわいい、だって。そんなこと言ってくれるのあなただけよと言ったら、「だって、僕はお母さんのシワまでかわいいと思ってるもん」だって。ずっこけるやら愛しいやら。
私の首筋にある少し大きめのほくろ。私の母とお揃いだ。私も幼いころ母の肩揉みをして、ぷにぷにと触った記憶がある。でも、だからと言って、このほくろを「可愛い」と思ったことは一度もない。私が男の子だったら、同じことを母に言ったのだろうか。
娘が母を見る目と息子が母を見る目が違うように、母と息子、母と娘の関係は大きく違うのだろう。息子の優しさに触れて、己の中の鬼に気づく。
親子の関係は愛情も憎悪も紙一重だ。難しい。死んでも生きていても、それは変わらないだろう。
ぜんぜんひゃっほうな気分ではありませんな。
可愛い男子にシワまで可愛いと言われた年女。無理やりだって、ひゃっほうだぜ(`_´)ゞ