久しぶりに次男を連れて実家に行った。どこでもすぐに寝る次男はジジのベッドを借りて寝始める。
翌日「お母さん、ジジってさ、ババのことホントにすきだったんだね」と、唐突に言う。
ワケをたずねると「ジジのベッドに横になったとき、目線の先にババの写真が飾ってあったんだよ」と。なるほど。
この世にいようがいまいが、すき。心はいつもそばに…いるか。
父のさみしさを改めて知る。
先に逝く人、残された人。夫婦お互いをずっと大切に思う気持ち、思い続ける力…か。
「ジジってさ、ホントにババのこと好きだったんだね」
そのことば、優しいそのあなたの横顔とともに何度も脳内でリフレインされる。
ひゃっほうしつつ胸がチクチク。フウフゲンカツヅキノ母でありました。