2月の読み聞かせ当番、その1。
『ドングリ・ドングラ』
コマヤスカン作
リズムよく、ときにユーモラス。笑い声。かと思えば…
食い入るような視線が絵本に集まっていく。
ドングリの1つ1つ全てに顔が描かれているが、笑顔を探しても笑顔はみつからない。
なんでかなぁ…
読み終えて一言、子どもたちにそう問いかけてみる。真剣な顔の子どもたち。
「絵はちょっと遠くてよくみえなかったよね。よかったら、ぜひじっくり手にとって読んでみてね」としめくくった。
一人の子が「本、見せて」と声をかけてくれた。はじめのうち、立ち歩いていた子だった。
いい出会いになりますように。