オムツCM 炎上で思うこと

オムツCM炎上後れ馳せながら、炎上で話題のおむつCMをみた。

たったひとりで、苦しそう、つらそうな顔をしているママのアップばかりが印象に残る。

それでもオチは「その時間がいつか宝物になる」と…。よく言うわ、何言ってんだかってかんじ。

子育てが、「いつか宝物になる時間」っていうのは、こんなことじゃないと思う。

3人がちびっ子のころは、風呂にもトイレにも一人でゆっくり入れず、子どもを泣き止ませるのも寝かせることができるのも、食事を与えることができるのも、私だけだった。旦那はいつも仕事でいなかった。たしかにそうだ。そんな母親は多いと思う。

3人めを産んでまもなくのことだ。子どもの世話に追われて、行きたいトイレに行けず、間に合わず、畳の上で漏らしたことがある。あまりにショックで泣いた。子どもと一緒に号泣した。

産後の尿漏れは、よくあることだ。今ならそう思えるが、あのときの悔しさ、情けなさ、悲しさは忘れられない。

六本、手があったらどんなにいいだろうと心底思った。

子ども子ども子ども…の毎日。自分、自分、自分のことしか考えて生きてこなかったような未熟な大人が、子どもを産んで突然親になったんだ。はじめからうまくいくわけはない。それなのに、いい母親であらねばと自らに呪縛をかけたような頑なさがあった。フリーでしていた仕事も失いたくなかった。子どもと一緒に21時に寝て、3時に起きた。締め切りがあれば1時起きだった。ここまでこじれると、もう修行以外の何物でもない。

それでも何とかやってきたのは奇跡に近いのかもしれない。乳吸う赤子、背中におぶったあたたかさ。小さな息子らはわたしを必要とした。私はたまらなく息子らがいとおしかった。それだけが私の支えだった。私も息子らに育てられた。

何がなんだかわからず駆け抜けた数年間。あの頃のめちゃくちゃかわいい息子らにはもう一度会いたいが、あの頃の自分に戻りたいかと言われたら、正直NOだ。

あのオムツのCMは、いまの母親や子育ての問題に蓋をして、きれいに何かをすり替えてる。

高みの見物してるやつらに何がわかる。

あのCMみて、「子どもを産みたくない」って、感じる人少なくないと思う。そしたらオムツ買う人、減るんじゃないか。じゃあ、誰に向けたコマーシャルなんだ???

まったくもって、ひゃっほうとは思えない

珍しく怒りのブログになりました。どうもすみません…。

 

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